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 Ruby's Flashpoint 

  Ruby の独り言 


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過去の独り言

 Ruby の独り言


Run Rudolph Run

2023年12月21日  


美容院で、普段あまり気にしないBGMが耳にとまる。「あれ? これ… どこかで聞いたことある…」

チャック・ベリーの『Run Rudolph Run』だ!

キースの持ち歌として大好きな曲なのだけど、チャック・ベリーの原曲を聞いたことがなかった。うん。チャック・ベリーもかっこいいな。

その後に続く曲は定番のクリスマスソング。「なんでクリスマスソング特集で『Run Rudolph Run』?」と疑問に思い、髪の毛を切られながらスマホで歌詞を検索。「げげっ! これクリスマスソングだったの!?」

キースが歌う『Run Rudolph Run』のシングル盤を持っているのだけど(部屋のどこかに転がってる)、歌詞はあったと思うけど、訳詞はついていなかったように思う。あれ? そういえばB面は何だったっけ?

クリスマスソングもロックンロールなんだね。チャック・ベリー、かっこいいよ! それをカバーするキースもかっこいい!

ハッピーバースデイミック

Happy Birthday Keith!

2023年12月18日  


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今日はキースのバースデイ! おめでとう!

ミックと同級生のキースも80歳だ!

キースはパティと出会ってから本当に幸せな人生を送っていると思う。

キースをハッピーにしてくれて、ストーンズファンをも幸せにしてくれているのはパティなのだ!(キースの誕生日にパティのありがたみをしみじみ感じてしまう私)

パティ似の美しい娘や美しい孫に囲まれた笑顔のキース、サイコー! まだまだ素敵なギターを奏でてくれそうだ!

キース、ハッピーバースディ! パティ、サンキュ!

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退職

2023年11月10日  


夫が長年勤めた会社を退職した。定年後に再雇用でもお世話になった。

30年以上勤めた会社で、私たちの出会いの場でもあった。この会社のおかげで生活ができ、3人の子供たちも育てられた。感謝しかない。

一番の感謝は夫だ。本当にありがとう。

そして…

これは次のフェーズが始まったということだ。これからは夫婦の夢を叶えたいと思う。まだまだ、頑張るぞー!

ハッピーバースデイミック

Happy Birthday Mick!

2023年 7月26日  


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今日はミックのバースデイ! おめでとう!

なんと80歳だ! ということは、私がファンになってかれこれ40年ということだ。随分と長い時間が経ったんだなぁ。

ミックのインスタに初めて書き込みをした。お誕生日おめでとうを伝えた。世界中からお祝いの言葉が寄せられていた。

アップされていたミックの画像がめちゃめちゃカッコよかった。

80になってもかっこいいと言われる人。

ミック大好き!

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色彩検定2級 合格!

2023年 7月20日  


長女が札幌に行ってしまい、その寂しさを埋めるために思いつきで受けた色彩検定2級、受かってましたー!

色彩検定2級と3級のテキストと過去問題集を買い、じっくり読む。3級はいけそうだ。2級はしっかり勉強しないと合格は難しいかも…。一晩考える。そして、申込締切日に色彩検定協会公式サイトから2級受験を申し込んだ。

申し込んでから試験日まで1ヶ月ほどしかなかったので、集中して勉強した。テキストを読み、過去問を解く、それだけを繰り返した。

一時の寂しさを紛らわすために受けた色彩検定。1級受験は未定。

ジュリーがいた

2023年 6月30日  


書籍『ジュリーがいた』書店でジュリーと目が合った! 私が好きだった頃のジュリーがそこにいた。

島﨑今日子さんが週刊文春に2年に渡り掲載されていたものを単行本にまとめた『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』だ。沢田研二へのインタビューはないものの、仲間の証言や過去のインタビュー記事で沢田研二・ジュリーの軌跡を記したもの。私が知らないタイガースの頃のジュリーや、バンドの変遷などが詳しく書かれとても興味深かった。

デビューの頃からの人たらしジュリーの魅力がよくわかった。ただ、離婚・結婚から現在までのボリュームが少なく、一番知りたいところが駆け足気味だった。(とはいえ最初の結婚と二度目の結婚の背景がわかり、なるほどと思ったけど)

驚いたことが1つ。『田中裕子アレルギー』という言葉があることを初めて知った。既婚者のジュリーが愛してしまった女性は当時非常に人気のある女優だった。そしてその不倫をマスコミは許さなかった。きっとマスコミだけでなく、許せなかったジュリーのファンもたくさんいたのだろう。

ジュリーがテレビに出なくなった要因は色々あるのだと思う。子供だった私は強烈に悲しかった。でも私は田中裕子さんも嫌いではなかった。

私は田中さんが出演したサントリーのタコハイのCMが好きだった。『おしん』で感動の涙を流した視聴者がタコハイのふざけた演出に激怒し『イメージぶち壊し』『仕事を選べ』など彼女への批判の新聞投稿があり、「女優って大変な仕事だな。頑張れ〜」などと思っていた。

ちょっと嬉しかったことが1つ。ジュリーが田中裕子さんを『同志』とさえ思っているということ。非常に苦しい時間を二人一緒に過ごしたのだと思う。沢田研二の男気を見た思いがした。

目を引く表紙は鋤田正義さんの写真から山口はるみさんが描き起こしたもの。山口はるみさんのイラストを表紙にするあたり、センスの良さを感じます。

沢田研二 華麗なる世界

2023年 6月14日  


昨夜、BS-TBSで『沢田研二 華麗なる世界』が放送された。タイガースを含め、ジュリーの70~80年代のたくさんのヒット曲で構成されたこれまでにない番組。本当に嬉しく懐かしい。そして私は全ての曲が歌えた♥

番組のはじめと終わりに本人の声が”語り”の形で入っていた。これは公認ということだろう。テレビから背を向けるように姿を消したジュリーが声を寄せたのだ。ここが一番嬉しかった。

あらためて当時のジュリーを見ると、びっくりするほどハンサムで色っぽい。こんな中年アイドル(!?)は後にも先にもいない。唯一無二の存在だ。

15年くらい前にNHKの番組でコンサートを見た。その後私は彼が歌を歌う姿を見ていない。昔、一度だけコンサートに行ったことがあるが、その頃はもうヒット曲は歌ってくれなかった。バックバンドはcocoloだった。

沢田研二のシングルレコード

高校生の頃、まだSTONESを知らなかった頃、JULIEが大好きだった。小学生の頃から好きだったけど、レコードを遡って集めるまで好きになった(ハマった)のは高校生の頃だった。

ソロになってからのシングルレコードは『君をのせて』から『女神』までと『ストレンジャー』を持っている。リアルタイムじゃなかった曲は中古レコード店で買い集めた。

当時、銀座ソニービルの地下にあった中古レコード店によく通った。(現在はビルごとありません)リアルタイムで接した曲は発売日に買いに行った。

ベストアルバム『ROYAL STRAIGHT FLUSH』も持っているけど、シングル盤を聴きまくった。B面も好きな曲がたくさんあるからだ。そしてジャケットが素晴らしいのだ!

ジャケットを眺めるだけでも面白い。写真集などのグラビアや映画などとは違う楽しさがある。時間の経過を見られるのも面白い。我が家にレコードプレイヤーがなくなり数十年。現在レコードは聴けないけど大事にしている。

ソロデビュー最初の曲『君をのせて』はミディアムナンバーで好きな曲だ。『許されない愛』と『あなただけでいい』は同じ写真! 『危険なふたり』は私が唯一カラオケで歌う曲。

沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード

『ウィンクでさよなら』のジャケットはROLLING STONESの『GOATS HEAD SOUP』のオマージュか !?

『時の過ぎゆくままに』で走ってる場所は表参道かな?

『魅せられた夜』と『恋は邪魔もの』も好きなジャケ。『恋は邪魔もの』は井上堯之バンドのメンバーも。

沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード

沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード

『勝手にしやがれ』でレコード大賞をとってから、一気に洗練されていく。(その前もカッコいいけどね)『サムライ』も子供の頃よく歌った。でもB面の『あなたに今夜はワインをふりかけ』の方が好きかな。(CMソングだったような気がする)

『ダーリング』は子供の頃、頭をくしゃくしゃにして歌った。高校生当時にはこのジャケにドキッとした。

『LOVE 抱きしめたい』のジャケが一番好きだ。このジャケットは一度水で濡らしてしまいヨレヨレになってしまったので、またレコードを買い直した。大のお気に入りのジャケットだ。
大人の恋愛をジュリーが切なく歌いあげる。黒いロングコートも手に巻かれた包帯もドラマを感じさせ、カッコよかった。あんな世界観を出せる歌手は誰もいない。

『カサブランカダンディ』でウィスキーを吹き出す姿はチャーミングだった。『カサブランカダンディ』も『憎みきれないろくでなし』も作詞は阿久悠さん。映画『カサブランカ』のハンフリー・ボガードが好きなんだろうな。阿久悠さんは気障な男の詩が多かった。

沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード

『OH!ギャル』はジュリー本人があまり好きではなかったと雑誌で読んだことがある。だから次のシングルは男くさい『ロンリーウルフ』になったのだと。でもテレビ的にはチャラい『OH!ギャル』の方がウケがいいんだろうな。私は『ロンリーウルフ』をテレビで見た記憶がない。

『TOKIO』は衣装もタイトルも衝撃だった。TOKIO は TOKYO のことだと知った時は衝撃だった。糸井重里さんの詞の意味がわからず、でも好きだった。電飾だけでも派手なのにパラシュートまで背負ったド派手な衣装の本物を1982年『沢田研二 衣装展』で間近に見た。他の人じゃあれは無理だ。沢田研二だからあの衣装に負けないのだと思う。B面の曲『I am I』は仲畑貴志さん作詞だ。CMソングだった。時代の寵児、コピーライター対決か!?

ジュリーのアートディレクターは早川タケジさんだった。彼はセツ・モードセミナーで長澤節氏の美を学んだ人だ。

『恋のバッドチューニング』は青いコンタクトをして歌った曲だ。この青い目にも驚いた。日本で初めてカラーコンタクトを入れた人と聞いたが真相はわからない。この曲も糸井重里さん作詞だ。軽やかなロックで好きだったけど、私はB面の『世紀末ブルース』も大好きだった。

沢田研二のシングルレコード沢田研二のシングルレコード

『酒場でDABADA』と次のシングル『おまえがパラダイス』のジャケットはちょっと遊んでるかな?

『渚のラブレター』はジュリーの声が伸びやかで、聴いていて気持ちがいい。音域が広く、私には歌えなかった。私はジュリーの声も好きなんだと確認した曲だ。作詞は三浦徳子さん。彼女の詩は阿久悠さんとはかなり違う。

沢田研二のシングルレコード

『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』からロックテイストが濃くなった。演奏がものすごくかっこいいと当時思った。(B面の『ジャンジャンロック』もかっこいい!)吉田健が中心のバンド、エキゾティックスがジュリーを強力にサポート。JULIE & EXOTICS になった。EXOTICSもジュリーと同じようなメイクをしたり衣装もあった。バンドだったのだ。

『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』のジャケには EXOTICS のメンバー全員がいる。当時ジュリーは自分のバンドが持てたことを喜んでいた。彼は EXOTICS をバックバンドとは考えていなかったのだと思う。そして私もこのバンドが好きだった。

*JULIE & EXOTICS ヴォーカル:沢田研二、ベース:吉田健、ドラムス:上原豊、ギター:柴山和彦、ギター:安田尚哉、キーボード:西平彰
『渡り鳥 はぐれ鳥』で安田さんの名前が消えている。この頃脱退したのだろう

『麗人』もB面の『月曜日までお元気で』も大好きだった。でもジャケに EXOTICS が消え、がっかりもした。

沢田研二のシングルレコード

この頃 GS 再結成ブームがあった。そこにタイガースも乗ったのだろう。期間限定で再結成した。昔のヒット作を歌う懐メロのようなバンドもあったが、タイガースは新曲を出し、2曲ともヒットした。『十年ロマンス』のいきなりサビのコーラスは印象的だったし、2枚目のシングル『色付きの女でいてくれよ』は化粧品会社のCMソングにもなった。タイガースのジュリーは楽しそうだった。

”隊長が留守”の間に EXOTICS はオリジナルのアルバムを出した。ジャケットは後ろ姿だ。メイクバリバリの顔でも良かったのに。

タイガースから戻ってきたジュリー。この頃からレコードが思うようにヒットしなくなったよう。(とはいえ売れてるけど)でも私はエキゾティクスが好きだったし、変わらず聴いていた。

『六番目のユ・ウ・ウ・ツ』は唇を舐める仕草がカッコよかった。私は翌年1983年の秀作車内ポスター展へジュリーの広告を見に行った。電車内の吊り広告の秀作ばかりを展示した展覧会。主にコピーライトに焦点を合わせた作品の中にジュリーがいた。確か、レコードジャケットと同じ写真(ポーズ違いが2枚くらいあったかも)の吊りポスターがあった。

『背中まで45分』(井上陽水 作)のようなスローな曲の後は一風変わったテイストの曲『晴れのちBLUE BOY』。

沢田研二のシングルレコード

『晴れのちBLUE BOY』のジャケに EXOTICS が復活! これまでになくユニークな曲だった。そして、大沢誉志幸なる不思議な音楽(!?)を作る人を知った。『お前にチェックイン』も大沢誉志幸の作曲だとこの時に気がついた。この『晴れのちBLUE BOY』のシングルにはタトゥーシールがおまけについていた。

(その後、ジュリーやアン・ルイスらがバックボーカルで参加している大沢誉志幸のファーストアルバム『まずいリズムでベルが鳴る』を聴きまくる)

『決めてやる今夜』のジャケは4枚綴り。私はタバコを吸うバージョンが好きだった。『決めてやる今夜』なんてイキがってる曲のB面、『枯葉のように囁いて』ではあっさりフラれている。

『決めてやる今夜』で色っぽいジャケにした後、次のシングル『どん底』では一転、爽やかなジャケになる。ジュリーのレコジャケあるあるですね。

沢田研二のシングルレコード『渡り鳥 はぐれ鳥』のフォーンセッションはカッコよかった。B面の『NEW YORK CHIC CONNECTION』はザ・大沢誉志幸で、これも大好きだった。しかしこれがエキゾティックス最後のシングルになった。そしてバンドはEXOTICSからcocoloへ。

『AMAPOLA』のジャケにジュリーはいない。歌は一部英語。(『the FUGITIVE』は全て英語だった)この年の紅白歌合戦は『AMAPOLA』歌唱中のジュリーが何者かに撃たれる演出だった。

『灰とダイアモンド』のジャケもかっこいい。自然な姿。笑顔。飾り立てなくても沢田研二はかっこいいのだ。

『女神』はJALのキャンペーンソングだった。内袋がそのままジャケットになっていて、表面にはジュリー、裏面はボッティチェリの『ヴィーナス誕生』だ。私は勝手に女神は田中裕子さんだと思った。

銀座の山野楽器にはジュリーグッズが売られていた。私は胸と背中に大きくJULIEと書かれたトレーナーを色違いで2枚買った。

人気絶頂でジュリーはプッツリとテレビに出なくなった。子供の頃の私にとってそれは一方的なお別れを意味した。

彼がテレビに出なくなった前後にローリングストーンズを知った。ジュリーに向けていた興味とエネルギーが全てストーンズに向かった。ローリングストーンズに出会ってなかったら、ずっとジュリーを追っていたかもしれない。

追悼 ティナ・ターナー

2023年 5月25日  


朝から衝撃のニュースで目が覚めた。ティナ・ターナーが亡くなった。83歳だったそうだ。

80年代、彼女を知った。非常にパワフルな女性で、歌も大ヒットした。遡って60年代のアイク&ティナ・ターナーの曲を聞いても素敵な曲が多い。映画『TINA』を見て衝撃を受けた。師でもある夫アイクに壮絶な暴力を受け、子供を連れて逃げ、また仏教にすがる姿。素晴らしいエンターテナーの裏にそんなことがあったのかと驚いた。

88年のミックの東京でのソロコンサートで彼女を見た。ゲスト出演し、ミックとデュエットした。(ティナは日本国内で自身のコンサートツアー中だった)ミックとの息もピッタリ。絵になる二人。何より2人とも楽しそうだったし、会場も盛り上がった。

ミックも自身のTwitterで想いを綴っている。

残念だ。心よりご冥福をお祈りいたします。

札幌へ

2023年 5月16日  


長女が札幌へ行くことになった。修学旅行以上に長く家を空けたことがなかった長女が、遠く離れた北海道に行ってしまった。いつ頃戻ってくるかもわからない。こんなに寂しいことはない。夕食時、彼女だけがいない寂しさに慣れなくてはいけない。

追悼 マリー・クワント

2023年 4月20日  


先週、マリー・クワントが亡くなった。93歳だった。1月にBunkamuraでその偉業を見たばかりだった。

ヴィヴィアン・ウエストウッドの訃報に半年も明けずにマリー・クワントが亡くなった。残念だ。
心よりご冥福をお祈り致します。

坂本ショック 続く

2023年 4月10日  


本当に信じられない。ニューヨークでピアノでも弾いてるんじゃないかと思う。

YMOの数曲はiMacに入っているけれど、坂本龍一さんの音楽は入っていない。なのでストアで数曲ダウンロードした。『Merry Christmas Mr.Lawrence』にデヴィシルの歌が入ったバージョンも簡単に見つかった。が…、 肝心の一番聴きたかった曲が見つからない。イントロがドラマティックな『Steppin' Into Asia』。跳ねるようなボーカルに絡むように入る矢野顕子さんの声も印象的な曲だ。

YMOを聞いていた当時は、レコードをカセットテープに録音してウォークマンで聞いていた。現在手元にあるデジタル音源はベスト盤のCDだけ。これしかiMacに入っていない。私が一番好きなアルバムはデビューアルバムの『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』だ。アルバムジャケットでお姉さんの頭が爆発しちゃってるあれだ。ベスト盤にはこのアルバムB面ラストの曲(ラスト二番目)が入っていない。畳み掛けるようなエンディングが大好きだった。アルバムごとダウンロードしちゃおうかな。

追悼 坂本龍一

2023年 4月 2日  


YMOを知ったのは中学生の時だった。それまで聴いたことがないタイプの音楽だった。海外で火がついた、逆輸入のミュージシャン。同じ日本人が海外で評価されていることに誇らしくも思った。友人が坂本龍一さんの大ファンで、机やノート、教科書の余白に温泉マークを描いていた。彼女から藝大出身だということも矢野顕子さんのことも色々聞いた。あの頃、YMOのメンバーや糸井重里さん、清志郎、山口小夜子さんが私の目にキラキラと映り、私も早く大人になりたいと思っていた。

出演した映画『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』は世界的に大ヒットした。俳優と映画音楽を担当し、その才能を世界に知らしめた。

教授は昔から自分の意見をはっきりと言う人だった。(キヨシローも!)戦争や紛争に反対し、東日本大震災の被災者に心を寄せていた。

コメディも好きだった。細野晴臣さん、高橋幸宏さんの3人のコントでは、くだらないことを大の大人が喜んでやっていることに笑わせてもらったし、ビートたけしさんとのコントでは楽しそうな姿が微笑ましくもあった。

NHKの音楽教養番組『schola 坂本龍一 音楽の学校』は面白かった。(NHKの若者向けの番組『YOU』の再放送を見て、「あの頃憧れていたよなあ」と思ったのももう10年以上前だ)

高橋幸宏さんの訃報から3ヶ月も経っていない。長く病魔と戦っていた坂本さん。後を追ったのか。

非常に残念だ。ご冥福をお祈り致します。

願い事

2023年 3月30日  


二十数年来の私の願い事が叶わないと決定した今、その怒りや落胆をどこにぶつければいいのだろう。

とりあえずは目の前のケーキ2つを食べて気持ちを落ち着かせよう。願わくばこのケーキが美味しいことを祈る。

お別れの会

2023年 3月17日  


雑誌前職場で一緒だった Yさんのお別れの会に行ってきた。

たくさんの方が Yさんの早すぎる死を悲しんだ。会社帰りに駆けつけた方も多かった。KやD、Rといった大企業を渡り歩いた Yさん。大学時代の友人も含めたくさんの方々とお酒を飲みながら Yさんの話にみんなで笑った。

中でも一番泣いて笑ってお酒を呑んでいたのは奥様だった。その細い体のどこに酒が入るのだろうと思うほど呑んでいた。辛さ、寂しさが伝わってきて痛々しかった。

奥様が Yさんの蔵書を持っていってほしいということで雑誌やハードカバーの本をたくさん持ってきていたので清志郎が表紙のRolling Stoneを頂いてきた。

生きていれば今日が66歳の誕生日だった。まだ20年は生きられたはず。非常に残念だ。
これから奥様と呑める機会があればいいなと思う。

家族が

2023年 3月 5日  


家族が一人増えるかもしれない。

追悼 松本零士

2023年 2月21日  


『おジャ魔女どれみ』で魔女見習いのどれみちゃんが訳ありの魔女に出会い、その悲しい人生を聞く。その魔女は、魔女と人間は寿命の長さが違い、恋に落ちても愛する人を見送らなければならない悲しみを切々と語る。魔女見習いだったどれみちゃんたちが魔女になるのを諦める要因の一つでもある。

長く生きていると親しくしていた人との別れが多くなる。それが一方的に知るだけの芸能人、文化人でもその死は悲しい。

昨日の訃報は衝撃だった。松本零士さんが亡くなった。『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』は夢中になって見ていた。『宇宙戦艦ヤマト』や『惑星ロボ ダンガードA』の再放送も見ていたが、前述の2作品は別格だった。現在はジェンダー的にNGな表現かもしれないが「男らしく」「女らしく」といった生き方のお手本が非常にかっこよかったし、憧れた。影響された人は少なくないはずだ。

先日、辻村寿三郎さんの訃報があり、昨日は松本零士さん。非常に残念だ。

残してくれた沢山の素晴らしい作品、本当にありがとうございました。ご冥福を心よりお祈りいたします。

訃報が多すぎる

2023年 1月15日  


年があけてまだ二週間ほどなのに、訃報が多い。シャーリー・ワッツから始まって、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ジェフ・ベック、タチアナ・パティッツ、前職で一緒に働いていた Y さん、そして今日が高橋幸宏さん。

ヴィヴィアン・ウエストウッドの過激でイカしたファッションは着こなすには難しいが、めちゃくちゃかっこいい。リジー・ジャガーがモデルデビューしたのはレッドレーベルだった。

ジェフ・ベックの音楽を好んで聴いてはいなかったが、かつてジェフ・ベック・グループにロニーが参加していた。70年代ストーンズのグレート・ギタリスト・ハントに名前が上がっていたし、ミックのソロでギターを弾いていた。ストーンズのメンバーみんなと仲が良かっただろう。特にロニーはショックだろうな。

タチアナ・パティッツは80年代後半から90年代初頭にかけてのファッション界で一大ムーブメントを起こしたスーパーモデルブームの中心にいたモデルだ。クールな目元が印象的だった。まだ56と言う若さで病に倒れた。

中学生の頃はまだストーンズには出会ってなく、沢田研二やYMOを好んで聴いていた。個性が際立つYMOの中で高橋幸宏さんは奥ゆかしく見えた。落ち着いていて、そしてファッショナブルだった。遅ればせながら聴いたサディスティックミカバンド(霧島かれんバージョン)でもやはりひっそりと佇んでいるように見えた。YMOの散開コンサートも東京ドームで観たが、その後もことあるごとに3人でセッションしてくれてちょっと嬉しかった。(NHKでなんだか分からないコント番組なども!)NHKの『schola 坂本龍一 音楽の学校』で、チャーリー・ワッツのドラムに触れてくれて嬉しく思ったのは何年前だっただろう。(確か、省エネドラムと言っていた)

前職で一緒だった Y さん。これは衝撃だった。職場で倒れてそのまま帰らぬ人になった。ロックやブルースの話で盛り上がった。チャーリー・ワッツが亡くなった時には私を心配してくれた。音楽映画のDVDを「こうゆうの好きでしょ」と言ってはよく貸してくれた。過去に某企業のデザイン室にいたらしく、企画や広報など私の知らないことを教えてくれた。時々聞かせてくれたブルージーなギターは酒が入っていなかったらもっと上手に弾けてただろう。普段から信じられないくらい酒と煙草が多かった。60年代のロックスターのように。(フェイセズのように)どんな時でも笑顔だった Y さん。大好きだった酒と煙草が彼の足を引っ張ったのだろうか?

心よりご冥福をお祈りいたします。

Z世代声優が選ぶ! 本当にすごい昭和アニメの声優50人はこれだ!

2023年 1月 4日  


テレビ朝日の声優の番組を見ていた。懐かしい声優の名前と声が取り上げられていた。

子供の頃はテレビのマンガばかり見ていた。(当時は《アニメ》ではなく《TVマンガ》と言われていた)思春期にはテレビで吹替えの映画や海外のドラマを夢中になって見ていた。私と作品の間には声優がいた。

アニメでの声優は、その職業を知らなかった小さな頃から親しみ、現在でもキャラクターと一体化している。洋画や海外ドラマでの声優は2006年の日記で熱く語っている通り。

番組は当然アニメファン向けに作っているのでアニメ中心のチョイスだった。

番組に出演されていた古川登志夫さんの『うる星やつら』の主人公あたるのはっちゃけぶりは楽しんで見ていた口だが、同じ頃に放送されていた『白バイ野郎ジョン&パンチ』のエリック・エストラーダを忘れてはいけない! でも紹介されるわけもない。(田中幸秀さんはカッコよかった!)

青野武さん、緒方賢一さん、八奈見乗児さん、大塚周夫さんのチョイスは素晴らしいが広川太一郎さんが抜けてるのはイカン。はせさん治さんも抜かしちゃイカン。

野沢那智さんの『コブラ』の次回予告の爽快な喋りを取り上げていたけれど、それを言うなら『チキチキマシーン猛レース』のナレーションでしょう! それに番組の中で取り上げられていた戸田恵子さんや玄田哲章さん、鈴置洋孝さんを劇団薔薇座で育てたことも伝えなきゃダメでしょう。

銀河万丈さんの器用な演技を紹介していたのは良かった。(以前彼が毎月開催していた読み語り『ごんべん』に足を運んだことがあるが、スタッフの子の言動に幻滅してからは見ていない)

山田康雄さんの紹介ぶりは良かった。彼の演技は大好きだ。(だから声優交代してからの『ルパン三世』は見ない。でも古川登志夫さんの『ルパン三世』は好き)クリント・イーストウッドも山田康雄さんだったとちゃんと紹介してくれた。

増山江威子さんの色っぽさは大好きだ。だけど向井真理子さんも忘れてはいけない。アニメでは山吹先生だった。

小原乃梨子さんを取り上げていたのは素晴らしい! ドロンジョ様でペーターでのび太だ。

小山茉美さんは本当にキュートだ。アラレちゃんもキシリア・ザビもランチもシェリル・ラッドも彼女だった。

藤田淑子さん、池田昌子さんは素晴らしい。でも武藤礼子さんも忘れてはいけない。

私が初めて驚いた声優は杉山佳寿子さん。大好きだったハイジと『サイボーグ009』の003 フランソワーズが同じ人だと知った時だった。

野沢雅子さんにはどれだけ楽しませてもらったかしれない。鬼太郎もそうだし大左衛門、ひろし、でも一番は鉄郎だ。

たくさんのヒーローを演じていたのは古谷徹さんだけではない。もっと神谷明さんに時間を割いてもよかったはず。彼はケンシローや冴羽リョウだけではない。ひびきあきらも里中くんも一文字タクマも一矢もアーサー王も、そしてジョン・シュナイダーも彼だった。

富山敬さんの紹介はあっさり過ぎた。もっともっと掘り下げて欲しかった。残念。

内海賢二さん、永井一郎さんが取り上げられていたのは素晴らしい。でも宮内幸平さんも取り上げなければイカン。

井上和彦さんと池田秀一さんは令和に入っても二枚目を総取りしている。ずるい(笑)でもしょうがないか。いい声だし。

二枚目役が多かった井上真樹夫さんも忘れてはいけない。キャプテン・ハーロック、石川五ヱ門、アルバートさん、脇役のトリスタンもカッコよかった。井上さんはTVドラマでも時々お見かけした。

田中秀幸さんも然り。洋画吹替えでも二枚目だった。ピアーズ・ブロスナンも彼だった。『メタルギアソリッド』のオタコンは初登場でお漏らしと酷い描かれ方だったが、声が田中秀幸だもの、回を重ねるごとに洗練されたクレバーでクールな博士になっていった。

ニヒルな二枚目の塩沢兼人さんと戸谷公次さんも忘れてはいけない。

バイキンマンとフリーザの声の中尾隆聖さんしか知らない人にはディズニー映画の『わんわん物語』を見てほしい。

番組はアニメ中心だったので羽佐間道夫さん、森山周一郎さん、中村正さん、若山弦蔵さんなど洋画の吹替えが多い声優の紹介はなし。アニメもやってるんだけどな〜。Z世代声優が選んでいるので、彼らと交流のない人は選ばれなかったのだろう。しょうがないか。

《声優=アニメ》みたいになっちゃってるけど、名吹替も多い。ドロンの野沢那智、スタローンの羽佐間道夫、ショーン・コネリーの若山弦蔵、モンローの向井真理子、ジェームズ・コバーンの小林清志、ダースベーダーの大平透。みんな素敵だった。思春期の私を映画に夢中にさせてくれた人たちだ。吹替洋画にももっとスポットライトを当ててほしい!(でもアニメもめっちゃ見てるけどね。笑)

あけましておめでとうございます

2023年 1月 2日  

ロンウッドのシャーリー追悼の生地



Happy New Year !


新年なのですが、いきなり悲しいニュースを目にしました。

昨年末、チャーリーの妻、シャーリー・ワッツがチャーリーの元へ旅立ったそうです。stonesの中では落ち着いた夫婦で、紳士と淑女でした。チャーリーが紳士だったのはシャーリーがきっちり手綱を握っていたから。本当にかっこいい夫婦でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
 

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さて、2023年、令和5年の始まりです。今年はいい年にしたいと思うのに、どうも正月からいいことがない。どこかでお祓いしてもらわないとダメだわ。大どんでん返しを起こさなければ!

今年ものんびり更新していきます。お時間のある方、興味のある方は引き続きお付き合いください。

皆様にとって良い年でありますように。そして元気出してまいりましょう!!