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  《 プログラム チルドレン 》
ショートフィルム13本の上映
鑑賞日:2016年 6月22日
映画館:ブリリアショートショートシアター

十数年前にテレビで別所哲也さんがショートフィルムフェスティバルを主催すると告知してた。おそらく立ち上げの年だったと思う。

ショートフィルムフェスティバル今年知り合った人がこのフェスティバルのボランティアをしているということが縁で、初めて鑑賞しました。はるか昔に聞いたショートフィルムフェスティバルが今尚続いていると今年初めて知りました。作品が素晴らしいのは勿論、別所さんの情熱がただならぬものだったからでしょう。ちなみに、鑑賞したこの映画館は別所さんが作ったもので、ショートフィルム専門の映画館だそうです。(年に数回長編映画を上映する事もあるとのこと)

作品のタイムスケジュールと自分の日程を合わせると、スコセッシ監督の作品は見られず、今回鑑賞した横浜会場のチルドレンになりました。スコセッシ監督の『オーディション』見たかったな〜。

鑑賞したショートフィルムは10分に満たない作品ばかり13本の上映でした。すべて製作の経緯が違っているだろう作品をひとまとめに括るのは強引でもありますが、ほぼテーマは情操教育だったように思います。面白かったのは『迷子の手袋』。手袋の演技力と色気には驚きました。これは、ミュージックビデオなどの発展があるのではないかと思います。また、『おかあさん』には感慨深いものがありました。それは私自身が母だからでしょう。

ショートフィルムフェスティバル 私が鑑賞したプログラムの上映作品は以下の通りです。

  《 STORY 》
小惑星イトカワの表面のサンプルを持ち帰ることが使命の小型探査機「はやぶさ」のCGを使ったドキュメンタリー。
※本作品はプラネタリウム用映像番組です。
鑑賞日:2022年 1月8日
映画館:ギャラクシティ まるちたいけんドーム

西新井にある複合施設ギャラクシティ。ここで小型惑星探査機はやぶさ2 帰還1周年記念のイベントがありました。本作はプラネタリウム映像番組です。「はやぶさDAY」の様子はこちらをご覧ください。

上映前にスペシャルゲストこうさか浩光監督の挨拶がありました。監督によると、本作製造中はまだ「はやぶさ」は帰還しておらず、なんとか戻ってきてほしいという願いを込め、JAXAの全面協力のもと製作したそうです。

私が小型惑星探査機はやぶさを知ったのはテレビでした。故障や不時着のせいでが燃料が漏れるなどの度重なるトラブルで瀕死の「はやぶさ」が小惑星イトカワの探査から無事に地球に帰って来れるか!? と大変話題になっていました。その後「はやぶさ」から送られた最後の地球の画像が大変美しく、多くの国民の心を打ちました。

本作はCG画像を使ったドキュメンタリーです。映画内では「はやぶさ」を生き物のように「君」や「彼」と呼んでいました。「彼」の辿った軌跡を見ていくと、やはり生き物のように健気で愛おしい。前述のように上坂監督の帰還してほしいという願いが本作に宿っているのです。

火星と木星の間にある小惑星イトカワ。その軌道に乗るために地球の重力を利用して勢いをつけて乗り移るスイングバイを行うのだそう。軌道に乗ることで燃料の削減になるのです! 小惑星の軌道と地球の軌道を考え、最小のエネルギーで最大の効果を発揮できるようにするため、逆算して打ち上げの日が決まるそう。う〜ん、宇宙ってやっぱり物理と化学だわ〜。(注:軌道の位置関係によって小惑星の場所は変わる)

小惑星イトカワの岩を砕くための前段階としてターゲットマーカーをイトカワの平坦な場所に落とします。そのターゲットマーカーには88万人の名前が刻まれていたのだそう。

そして・・・
遠い記憶が蘇る。

そう言えば、1998年に「あなたの名前を火星に」キャンペーンに応募したな、私・・。20年以上前のことですっかり忘れてた!

その後「はやぶさ」の感動的な軌跡を辿る物語は映画になりました。それも3本も濫立し、人気の高さが伺えます。でも私はNHKの科学番組のような、ドキュメンタリーのようなものが見たかったので、本作の存在を知り、鑑賞できてラッキーでした。

  《 STORY 》
小惑星リュウグウの表面のサンプルを持ち帰ることが使命の小型探査機「はやぶさ2」のCGを使ったドキュメンタリー。
※本作品はプラネタリウム用映像番組です。
鑑賞日:2022年 1月8日
映画館:ギャラクシティ まるちたいけんドーム

『HAYABUSA Back to the Earth』観賞後に、同じく上坂浩光監督作品『HAYABUSA2〜REBORN 帰還バージョン』を鑑賞しました。

ここでもこうさか浩光監督の挨拶がありました。(恐らく本作の観客はほとんどの方が『HAYABUSA Back to the Earth』を観た方で、「おっ! 監督また出てきた!」といった空気がありました)ここでちょっと面白い裏話がありました。

地球と惑星の軌道の関係で何年何月何日に打ち上げると、(ベストの)日程が計算で決まってくる。「はやぶさ2」は2014年か2020年にしか発射できなかったが、「はやぶさ2プロジェクト」は行政の事業仕分けで中止になりかけていたそう。しかし、感動的な初代「はやぶさ」の姿を見た大勢の人たちが嘆願書を政府へ提出、そのおかげで「はやぶさ2プロジェクト」が起動したということです。やはり初代である「はやぶさ」の功績は非常に大きかったということです。

「はやぶさ2」のミッションは地球と火星の間にある小惑星リュウグウのサンプルを持ち帰ること。(太陽から遠いリュウグウは水が残っているという。)小惑星リュウグウにあるとされる水と有機物のサンプルを採取することで生命の起源を探るという壮大なプロジェクト。(注:軌道の位置関係によって小惑星の場所は変わる)

二代目である「はやぶさ2」は初代のトラブルを教訓にしているのか、優等生。リュウグウのサンプルを地球に投下し予定にはなかった別の惑星に旅立って行きました。

初代に比べたらドラマはなかったのかもしれませんが、こちらはサンプルの解析が非常に気になります。

  《 STORY 》
高校生のユキはチリのアタカマ天文台建設のため家を開けている天文学者の父に反発をしていた。しかし、妖精との不思議な体験から、宇宙への興味を深めていく。
鑑賞日:2022年 5月6日
映画館:ギャラクシティ まるちたいけんドーム

プラネタリウム用の30分のアニメーション作品。宇宙の始まり、宇宙の果てを初心者向けに科学的に解説した宇宙入門といった内容ですが、きちんと人間ドラマもあり、何度も見たくなる作品です。欲を言えば、この世界観のままで、アニメ映画同等の90分くらいの長さで見たいです。

監督の渡邊洋一さんは天体望遠鏡のお仕事をされていたことがあり、『崖の上のポニョ』『風たちぬ』等のジブリ作品や『オオカミ子どもの雨と雪』等のアニメ作品の美術監督を務めた方です。

本作を見た日の夜、たまたま日本テレビで『崖の上のポニョ』の放送がありました。通常、映画のエンドロールはスタッフのお名前が仕事内容とともにクレジットされるものですが、『崖の上のポニョ』のエンドロールは担当の作業が取っ払われ、総スタッフが五十音順でクレジット。そして、お名前の前に好きなもののイラストが描かれていました。渡邊洋一さんのお名前の前には天体望遠鏡がありました。

ちなみに本作のキャラクターデザインは『けものフレンズ』のたつきさんです。

  《 STORY 》
鬼殺隊の隊員 竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助は柱の宇髄天元に従い、上弦の鬼 妓夫太郎、落姫を退治する。
鑑賞日:2023年 3月 9日
映画館:ー

『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ

日中ポッカリと時間が空いてしまい、映画でも見て時間を潰そうと思い映画館へ。そこで迷わず本作を鑑賞してきました。

『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ入場特典本作はテレビアニメ『鬼滅の刃・遊郭編』の第10話と第11話に加え、来月テレビ放送開始(2023年4月)の『鬼滅の刃・刀鍛冶の里編』の第1話を先行上映するワールドツアー上映会。映画館での上映ですが独立した映画ではありません。

本作はワールドツアーと銘打っています。海外でも大人気の『鬼滅の刃』。国内と同時進行で海外でも盛り上がっているようです。

『鬼滅の刃・遊郭編』はテレビで見ていますが、やはり映画館で見ると違います。テレビで見ている時も”映画のクオリティだ"と思っていた美しい映像に素晴らしい音響も加わって、作品をさらにスリリングにしていました。ただ、声優の息づかいまで聴こえる音声に、それをかき消すように大きなBGMが重なる部分があり、もったいないと思いました。

入場時に何か手渡されました。中を見たら、栞のようなもので、よく見るとフィルムのようなものでした。アニメはほぼ全てデジタルで作る時代。フィルムがなければラッシュなどもないだろうに、わざわざパーフォレーション(穴)までつけてレトロ感を演出しています。

  《 STORY 》
鬼殺隊の隊員 竈門炭治郎が上弦の鬼を滅殺する最中に陽光が差し込む。そこには鬼となった妹の禰󠄀豆子もいた。
鑑賞日:2024年 2月29日
映画館:ー

日中ポッカリと時間が空いてしまい、映画でも見て時間を潰そうと思い映画館へ。そこで迷わず本作を鑑賞してきました。

本作はテレビアニメ『鬼滅の刃・刀鍛冶の里編』の第11話に加え、5月テレビ放送開始(2024年5月)の『鬼滅の刃・柱稽古編』の第1話を先行上映する上映会。映画館での上映ですが独立した映画ではありません。

『鬼滅の刃・刀鍛冶の里編』のクライマックス、鬼となった妹の禰󠄀豆子にも容赦なく差し込む陽光に身動きが取れない炭治郎の文字通りケツを叩いたのは禰󠄀豆子でした。禰󠄀豆子が鬼殺隊である証拠の行動に炭治郎のように胸が熱くなりました。

『鬼滅の刃・柱稽古編』は同作品の唯一気が抜ける平和回。TV放送にも期待が持てます。