鑑賞日:2020年12月 2日 |
映画館:ー |
子供達が幼かった頃に一緒に見ていたテレビアニメ『おジャ魔女どれみ』。20周年記念の映画ということで興味を持ち、行ってきました。軽い気持ちで見に行った本作品、とてもいい映画でした。
どれみちゃんたちが元気に活躍する、子供受けするお話だと思っていたのですが、違っていました。当時、テレビアニメ『おジャ魔女どれみ』を見ていた子供達が20年の時を経て大人になっていることを考慮し、20代の女性たちにスポットを当てていました。どれみちゃんたちはオープニングとエンディング、お話の中にちょっぴり出てくるだけ。それが逆に効果的で、主人公3人の心に住むどれみちゃんたちの存在を強く感じさせる作品になっています。
ミレ、ソラ、レイカの3人はかつて『おジャ魔女どれみ』の視聴者だった大人の女性たち。様々な悩みを抱えて生活をしています。辛い日々でも、声かけあって助け合って模索しながら明るく前向きに生きていきます。どんなに追い詰められていても、魔法でパッと解決しないのです。問題を解決するのは魔法ではなく自身の強い意志なのだとどれみちゃんたちが言っている様です。
テレビアニメ『おジャ魔女どれみ』の最終回、魔女見習いのどれみちゃんたちは、魔女になる選択を捨ててしまいます。自ら魔女にならないことを選んだのです。あの時の感動が蘇りました。敵を退治するといったことよりも、友達との仲直りの方法を考えるといった、人に寄り添うテーマが多かった『おジャ魔女どれみ』。健気などれみちゃんたちのスピリットが本作にも生きていて、どれみちゃんらしい映画だったと思います。
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2024年、『おジャ魔女どれみ』は25周年を迎えました。ラフォーレ原宿で『おジャ魔女どれみ 25周年メモリアル』が開催されていました。
鑑賞日:1984年 4月 9日 |
映画館:丸の内東映パラス |
本作は『風の谷のナウシカ』と同時上映の作品でした。
ホームズが二枚目だったことはかろうじて覚えているものの、映画の内容は全く覚えていません。ただ、パンフレットの絵を見るだけでも宮崎駿ワールド全開で、非常に楽しい作品であることがわかります。
『名探偵ホームズ』は短編が2本で合計上映時間が45分。『風の谷のナウシカ』の制作も考えると、宮崎さんのこれらの作品にかける並々ならぬ意気込みが感じられます。
その後『名探偵ホームズ』はTVアニメ化されたようです。