鑑賞日:1995年 1/26〜 2/14 |
会 場:大丸ミュージアム東京 |
基本的に展示内容は、前回の1993年の『香りの美学展』と同じでした。本展では前回なかった蒸留器が展示されていました。
蒸留器はエントランス入ってすぐに置いてありました。かなり大きなものだったので、花で満たすには膨大な量が必要になるはず。香水が高い理由を目で見て納得しました。
現代のデザイナーズブランドの香水は所有しているものもあり馴染み深いです。香水瓶はガラス製が多く、中の香水の色や残量がわかります。古代の香水瓶とは違い、瓶と香水のセット売りの商品です。
香道具は絢爛豪華。高貴な方々はその時間も道具も大切にしていたのでしょうね。
鑑賞日:1995年 2/18〜3/21 |
会 場:東武美術館 |
半券はきちんと保管していますが、展示品については全く覚えていません。フライヤーもないし図録も買ってないので、気に入った作品もなかったのでしょう。半券に折り目がついているので招待券をもらったのかもしれません。(私はフライヤーを半分に折ることはあってもチケットを半分に折ることはありません)
本展は『17世紀ー19世紀・名作でつづるフランス絵画』となっています。
チケットはフランソワ・ブーシェの『狼から逃げるシルヴィア』です。
鑑賞日:1995年 3/2〜3/15 |
会 場:伊勢丹美術画廊 |
こちらは伊勢丹の、美術館ではなく画廊です。同じ画廊でもアートコレクションハウス系列とは違って、ゆっくり作品を鑑賞できました。販売が目的なのはアートコレクションハウスと変わりないはずですが…。
私の記憶が正しければ…。
アートコレクションハウスよりも値段設定が安かったように思います。「あっちはロニーのパーティ参加券がついてるからしょうがないよ」的なことを鑑賞している男の子たちがしきりに話していたような記憶があります。
伊勢丹では1990年にもロニーの作品を取り上げた『DRAWING AND PRINTS』を企画していました。
鑑賞日:1995年 5/18〜5/30 |
会 場:伊勢丹美術館 |
多様化するファッションをとらえるファッションフォトグラフ展。スーパーモデルブームもあり、こういった写真展は多かったですね。
左は半券。アーサー・エルゴートの1986年の作品です。ナオミ・キャンベルがあどけなくてかわいいです。よく見ると、ファッションだけでなく、若さをとらえた写真でもあります。
下はフライヤー。フライヤーは左のように一部が折れた状態でラックに入っていました。モデル達のスリムな姿を表現したのでしょうか? 幅がちょっと違うだけでラックの中でも目立ちます。中央は折れ曲がった部分を広げた状態です。ISETANの文字が現れます。(ISETANの文字を隠してしまうなんて、斬新なアイデア!)右はフライヤーの裏面です。
鑑賞日:1995年 8/1〜8/30 |
会 場:ハナエ・モリビル ザ・スペース |
この展覧会もあまりよく覚えていません。う〜ん、残念! どの映画の衣装が飾ってあったのでしょう。今また見たいです。
ただ、マックスファクターのパンケーキが展示されていた記憶がうっすら…。美容師、マックス・ファクターはメイクアップでハリウッド女優を支えていました。
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余談ですが…。私はマックスファクターのパンケーキを愛用していました。パンケーキはハリウッドで使われていたものとほとんど変わらない商品だと言われた記憶があります。当時は1番から6番までの6種類で、私は2番を使っていました。マックスファクターがP&Gに買収されてからはパンケーキはもとより、メイクアップ商品の多くが採算に合わないのか販売中止になり、SK-2だけに力を入れていきました。ちなみにちなみにSK-2はシークレットキーの略で、2になっているのは、すでにマックスファクターにシークレットキイという商品名の化粧水があったから。(青いボトルのシークレットキイ、緑のスキンフレッシュナー。懐かしい!)
現在マックスファクターはP&Gからコティの傘下になった模様。女優たちを支える華やかなメイクアップ商品の展開があるでしょうか。
鑑賞日:1995年 11/25〜12/3 |
会 場:日本橋三越7階ギャラリー |
知人に招待券をいただき、見に行ってきました。
マグナム・フォトの写真家が撮ったハリウッドスターたちの写真展です。映画製作の合間に見せるスター達の素顔を撮ったスナップ的な写真ばかり。公式なポスターなどのグラビアと違い、スターたちの息遣いが見えるような写真の数々でした。
取り上げられているスターたちはマリリン・モンロー、グレース・ケリー、エリザベス・テイラー、カトリーヌ・ドヌーヴなどの女優陣、ジェームズ・ディーン、クラーク・ゲーブル、ハンフリー・ボガード、マーロン・ブランドなどの俳優たち。オールドムービーファンには嬉しい顔ぶれです。また、フォトグラファーのリチャード・アヴェドンの若かりし日の姿などもありました。
私の好きなイングリッド・バーグマンの写真も、複数のフォトグラファーによるものが数枚ありました。なかでも図録の表紙のロバート・キャパによるものと、デヴィッド・シーモワによる家族団らん(ロベルト・ロッセリーニや幼いイザベラ・ロッセリーニがいる)の写真がとっても素敵です。
マグナム・フォトを作ったロバート・キャパと仲間たちは報道写真だけではなく、ハリウッドでもたくさんの撮影をしていました。