鑑賞日:1981年 3月29日 |
映画館:池袋日勝地下 |
手塚治虫の作品。
【当時の鑑賞日記】
絵がきれいだったね。とってもきれいだった。話もわりかし面白かったし、まだ続きそうな感じがする。またやったら見に行く。
ユニコーンの子供、ユニコは人々を幸せにする力を持つために神に疎まれます。人々に愛されながらも一場所にとどまる事なく、永遠に旅をし続けなければならない過酷な運命のユニコ。しかしユニコは寂しさを感じながらも不幸ではないはず。なぜなら、きっと人々はユニコを忘れないから。
本作品はサンリオの制作で、同時上映が『キティとミミィのあたらしいかさ』です。この作品の記憶は全くありません。
右はパンフレットの裏面です。パンフレット内の写真を見ると、人形を使ったアニメだったようです。ちゃんと口もついています!(昔、テレビ東京で放送されていたアニメのキティちゃんにも口がついていました)
現在のサンリオのキティちゃんは世界中で愛されるキャラクターに成長し、他業種とのコラボも多いスーパースターですが、当時は幼い子供向けのマスコットだったのでしょうね。当時から世界進出の野望はあったのでしょうか?
鑑賞日:1983年 7月26日 |
映画館:新宿ロマン |
ロードショーですが『キタキツネ物語』との2本立てでした。
【当時の鑑賞日記】
西風の精の声が違っていた。前回の時は倍賞千恵子だったのに。(略)
ストーリーは結構良かった。悪役ばかりをやらされた人形が捨てられ、陽の光に何百年もあたっていたら動き出すようになったが、自分で動き出すようになってからは悪い事しかしない。悪い事しかしたことがないから、新しく自分の力で動けるようになっても良い事ができない。私の好きなストーリー。(略)
前作では西風の精は倍賞千恵子さんが演じていたのに、キャストが変わっていて不満だったようです。
手塚治虫さんの作品は人間の弱さと強さと優しさがありますね。