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  《 STORY 》
ローリングストーンズのレコーディング風景と当時の若者の生き様をクロスさせた実験的映像
鑑賞日:2022年1月2日
映画館:新宿

one plus one

ストーンズのレコーディング風景が見られたことは非常に興味深かったけど、映画全体が何を表現したいのか私にはわかりませんでした。

「ジャン=リュック・ゴダール」と「ローリングストーンズ」が並列に記載されていますが、ストーンズは半分も出ていない。その他の映像に、革命家やヒトラー支持者、ギャングなどなど、音楽とは関係のない映像が三つ編み、四つ編みとなり絡まって一つの作品になっています。若者の有り余ったエネルギーの爆発を表現したかったのならストーンズは名前を出され利用されたとしか思えない。そんな感想を持ってしまいました。

one plus oneストーンズは『悪魔を憐れむ歌』をレコーディング中で、創意工夫を経て曲が出来上がる様が実に面白かった! でも他の映像が入りブチブチ切られ、ちょっと不愉快にさえなる作り方でした。おそらく多くのストーンズファンが同じような感想を持っていると思いますが、ゴダールのファンには楽しい作品なのかもしれませんね。

右の写真は映画のパンフレット。レコードのような見た目が実に楽しい。

そして・・。本作は2021年に亡くなったチャーリー・ワッツの追悼特別ロードショーでした。

  《 STORY 》
THE ROLLING STONESのツアー最終日、ハイドパークでのLive映像。
鑑賞日:2013年10月30日
映画館:角川シネマ新宿

sweetのフライヤー映画館のディスプレイバンド結成50周年を迎えた THE ROLLING STONESのツアー最終日のLive映像。場所は何と! ストーンズファンなら誰もが涙する(!?)ロンドンのHyde Parkなのであります!

ライブ映像の合間にメンバーの声が入ります。やはりメンバーにとってもハイドパークは特別な想いがあるようです。ミックが当時着た衣装によく似た衣装を着たり、観客に「'69年に来てた人いる?」なんて聞いたり、極めつけはミック・テイラーがゲストだったり。もしかしたらビルにも声かけてたんじゃないかなって邪推さえしてしまいます。

今回のHyde Parkもそうだけど、来日時にわざわざ日本武道館でコンサートを開くなど、ストーンズって意外と義理堅いところがあるよね。